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茶音(Saon)×カメラオブスクラ 開催のお知らせ


 

 
庭と響き合う、五感のためのひととき。
南禅寺参道 菊水の庭園と茶室を舞台に、茶道・音楽・香りを融合させた体験型プログラム「茶音(Saon)」を開催いたします。

 
「茶音(Saon)」は、南禅寺参道菊水の庭園および茶室空間を舞台に、茶道・音楽・香りを融合した五感体験型のプログラムです。
音楽家・渥美幸裕のJapanese Guitarで奏でられる“にほんのおと”と、茶人・忌部孔人による伝統的なお点前、香りの演出を通じて、日本文化の本質である「間」「余白」「呼吸」を体験としてお楽しみ頂けます。

 
会場となる、菊水の書院風の茶室で行うカメラオブスクラは、ある意味で、小堀遠州の忘筌(ぼうせん)を彷彿とさせる光と空間との邂逅とも言えるかも知れません。

 
カメラオブスクラとは、現在のカメラの語源となった設備で、ピンホールカメラの原理で小さな穴から暗室に光を取り込み、茶室の床の間に、反転した庭の景色を映し出します。

 
そこには、禅や茶の精神性の本質を反映したかの様な、深い没入感が満ちています。

 
日常を離れ、研ぎ澄まされた感覚で「庭」と一体となる体験の中で、一服の茶と音の響きをお愉しみください。

 

 

■開催日:2026年6月21日(日)

 
■料金
・ランチ 33,000円(税込)
 第一部 10:30受付/11:00開始
 (茶音 11:00〜12:30/ランチ 12:30〜14:30)
 第二部 11:30受付/12:00開始
 (ランチ 12:00〜14:00/茶音 14:00〜15:30)
 
・ディナー 66,000円(税込・フリードリンク付)
 16:30受付/17:00開始
 (茶音 17:00〜18:30/ディナー 18:30〜)

 
■ご予約について
5月1日より受付開始
※お電話予約のみ 電話番号:075-771-4101

 

 
渥美幸裕プロフィール

 
渥美幸裕(あつみ ゆきひろ)
日本の伝統音楽を、ギターを通して現代にアップデートし、その魅力を世界に伝え、次世代へ継承するプロジェクト「邦楽二.◯」主宰。
伝統音楽の様々な音楽語法から「Japanese Guitar」の開発、新日本音楽の作曲に取り組む。
京都を制作拠点とし、これまでに、祇園宮川町の芸妓、文楽座、天台声明など、様々な邦楽、民謡の演奏者と共演し、古典曲を編曲。
2021年には、自身の作品「花島風月」、「京」、「NIPPON NOTE 2.0」が世界17ヶ国のiTunes・AppleMusicのインストゥルメンタル部門で1位を獲得 (2026年現在、サウジアラビア、フィリピン、ドイツ、イギリス、スイス、オーストリア、オーストラリア、ニュージーランド、カタール、ハンガリー、日本、カナダ、台湾、ベルギー、チリ、ポルトガル、オランダ)。
2022年、津軽三味線の「小山豊」率いる「東京民謡倶楽部」、奄美民謡の唄者である「前山真吾」の作品「AMAMISM」をプロデュース。
2024年、三重出身の民謡歌手「駒田早代」の作品「月前恋唄」をプロデュース。
邦楽ニ.〇シリーズ公演 (全5回)「点ー線ー(面)」を開催。
2025年、京都光明院にて、邦楽ニ.〇「NEXT JAPAN CLASSIC」、貴船神社にて「AMBIENT in Nature」を開催。
他、MoMAのキュレーターやコレクターの日本ツアーでの演奏会や、日吉大社での奉納演奏などを行う。
また邦楽ニ.〇の手法を用いて台湾の伝統音楽「南管」や「恆春民謡」などの編曲も行う。
2026年、禅僧「品部東晟」と「音の坐」を開始。茶人「忌部孔人」と「茶音」を始動。
邦楽二.〇とは?
邦楽ニ.〇とは、1300年以上の歴史をもつ日本の伝統邦楽を、現代の感性と技術で現在進行形の音楽としてアップデートし、その魅力を世界へ、そして次世代へと繋ぐプロジェクト、あるいはひとつの概念。
和楽器のみで演奏されてきた従来の邦楽を「邦楽1.0」と捉え、そこに洋楽器や新たな音楽語法が参加することで生まれる表現を「邦楽2.0」と定義。
Japanese Guitar とは?
Japanese Guitarとは、雅楽・箏曲・民謡など、全ての伝統邦楽に内在する音楽的構造、呼吸の間合いによる時間構造、音階、リズム感覚を応用した、独自のギター音楽スタイル。
西洋楽器であるギターを用いながらも、伝統邦楽が長い時間をかけて育んできた、身体の呼吸と、周囲の音や環境との調和によって形作られる「間」や「揺らぎ」を身体感覚として引き継ぐ試み。
このアプローチにより、伝統邦楽の精神性を保持したまま、現代的な表現として更新することを目指す。
使用楽器「神代木ギター」とは?
渥美が演奏に用いるギターは国産材のみで製作された特別な楽器で、ボディには神代木を採用。
神代木とは、地中に 800年以上眠り、炭化が始まった古代木のこと。
本ギターに使われている神代杉は、秋田県・鳥海山から出土したもので、推定樹齢は約2500年前とされる。
ギターでありながら和楽器との響きの相性が極めて良く、日本材の音が「にほんのおと」の形成に深く関わってきたことを想像させる、奥行きのある音色を持つ。
 
 

 
忌部孔人プロフィール
 
忌部孔人(いんべ みちひと)
自然農藝家・茶師
受け継がれてきた「茶のこころ」を、流派や形式に縛られることなく、自然・季節の息づかい、精神性、不完全さの中に宿る美しさを大切にしながら現代に伝えている。
産土の恵みに感謝しつつ、神事に用いられる麻製品、霊草・真菰、在来茶の自然農園を営み、日々の暮らしを豊かにする道具を、手仕事で提供している。
主な献茶・奉納・茶会
・伊勢神宮「清談茶会」主催
・養老孟司氏の「養老の森」にて薬師茶会を主催
・フロリダ美術館Captured at Leepa-Rattner Museum of Art, Florida, USAにて献茶
・中国・蘇州「茶の美術館」にて献茶
・中国、弘法大師空海ゆかりの茶畑および西明寺にて献茶。
・阿佐ヶ谷神明宮・能舞台にて出演。
・神鍋フェスティバルにて、渥美氏と共に出演(さとうみつろう氏主催)
・梁田寺「野点大茶会」奉茶
・鳳笙奏者・井原季子氏と富士「間祭り」―
能楽師・武田宗典氏、墨絵師・阿部スカラ氏らと共に、日本の土壌・精神文化・芸術を未来へと手渡す活動を続けている。
 
 
皆さまのご来館を心よりお待ちしております。
 
南禅寺参道菊水